センス・オブ・ワンダーと和紙の強さ、美しさ

6月も半ば。
紫陽花に菖蒲と、雨の中の花が美しい季節ですが
東京で再び感染者数が多くなり、心配ですね。
第2波というより、第1波を抑えきれていないのではと
懸念されます。

さて、そんな中、今月待望の再開となった近場の図書館で
早速いろいろと借りて読んでいます。
とても良かった本が二冊。
印象に残った言葉をご紹介します。

「センス・オブ・ワンダーを探して」
阿川佐和子さんと福岡伸一さんの対談本で
タイトルのネタ元は、勿論レイチェル・カーソンの名著
「センス・オブ・ワンダー」です。

阿川さんが披露している児童文学作家・石井桃子さんの言葉。
「子どもたちよ。子ども時代をしっかりとたのしんでください。
おとなになってから、老人になってから、
あなたを支えてくれるのは子ども時代の『あなた』です」

同書より これらのやり取りを受けた福岡さんの言葉。
子ども時代にいろいろなもののオーラを浴びることが
その人をずっと支えていく。
それがその人の「センス・オブ・ワンダー」になる。


この二つの言葉を読んで、私は
美智子様(現 上皇后様)が皇后時代に行ったビデオによる講演を収録した本
「橋をかける―子供時代の読書の思い出」を思い起こしました。
読書は自分の内に外に橋をかけること…
立ち戻れる「根」や遠くに羽ばたける「翼」を授けてくれるもの…
うろ覚えですが、そんなことが語られていました。


もう一冊、原田マハさんの「旅屋おかえり」より
時間が経過するほど強く美しくなるもの。
和紙、人との絆、思い出。


読んでいて心がホカホカしてくるような
それでいて決して押しつけがましくない、原田さんらしい小説です。


ここにご紹介した言葉たちは
含蓄のある、いい言葉だなと私が思って
抜き書き帳に書き留めたものの一部です。

こうした心の栄養、柔らかな感性の元を大切にしていきたいです。
それでは、また♪

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