「Little Women」との再会(追記あり)

映画「ストーリー・オブ・マイライフ / わたしの若草物語」を
鑑賞してきました。

原作の「若草物語」(原題:Little Women)は子どもの頃に
何度も読みました(挿絵がとてもきれいな本でした!)し
映画ではジューン・アリソンがジョー役を演じた1949年版を
テレビで観たことがあります。

そんなわけで、とても馴染みのある世界。
心地よく身を委ねていられる、何だか瑞々しい時間でした。

1949年版が、原作の香気を大切にしたクラシカルな映画なら
今回のバージョンは、主要登場人物の心情の機微をきめ細やかに
拾い上げて綴った、現代女性にも感情移入しやすい作品でした。


印象に残った点を、二、三挙げておきます。

1949年版のほうが、演じた女優たちの個性も相まって
4人姉妹それぞれの個性が際立っていたかなと思います。
特にベスは、マーガレット・オブライエンが
内気さ、優しさ、病弱さ、音楽とピアノへの愛情を
全身で表現していて、忘れがたいです。

今作では、4人姉妹の中で、主人公のジョーが
際立って魅力的。
繊細な演技で、現代に通じる、進取の気性に富んだ女性を
魅力的に演じていました。

今作のお母さんは、古き良き時代の「ザ・母親」ではなく
「実は短気」とジョーに告白する様もチャーミングな
一女性で、素敵でした。


というわけで
懐かしいマーチ家の4姉妹に再会できて
楽しく、心の温もるひと時でした。
不安が募る今のご時世、こんな時間を大切にしたいです!


<追記>
ネットで映画評をいろいろ読んでいたら、
非常に読み応えのある、的確な評があったので、
2つご紹介します。
長いですが、様々な点に触れていて面白いです。
是非最後まで!
https://www.tbsradio.jp/496014
https://www.club-typhoon.com/archives/2020/05/24/little-women-film.html

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