テーマ:読書

「戦場のコックたち」読了

深緑野分さんの小説「戦場のコックたち」を読み終えました。 第二次世界大戦中のヨーロッパ戦線で戦う アメリカ人の特技兵(コック兵)の物語です。 (以下、ネタバレあり) 祖母の影響で料理が好きなアメリカ人青年ティモシーは兵役を志願し 18歳で空挺部隊のコック兵としてノルマンディー降下作戦に従軍する。 ヨーロッパの…
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モモと時間泥棒

今月のNHK,Eテレ「100分de名著」は ミヒャエル・エンデ作のファンタジー児童文学の名作 「モモ」です。 毎週月曜日の夜に放送されていて、すでに第3回までが放送済み。 来週の月曜日に最終回です。 ももんが も、この放送を機に子どものころ以来の再読。 ファンタジー文学ですが、 現代文明の風刺であり 出口を指し示す希…
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「確かにあった過去」から「いま、ここ」へ

某A氏の久々の「記者会見」ならぬ「台本エイ!発表」を見て 力が抜ける今日この頃。 この夏は猛暑にコロナ対策も加わって 一段と厳しい季節となっていますね。 ももんが はエアコンをつけた部屋で読書をしたり テレビや録画を観たり、合間に昼寝したり… だらだらと過ごしています。 最近読んだ二冊は、「ベルリンは晴れているか」…
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読書:ベルリンは晴れているか(三件追記)

昨年6月に朝日新聞に書評が載り 近所の図書館に予約して、読む日を心待ちにしていた小説 「ベルリンは晴れているか」を、遂に手にしました。 450ページ以上ある、分厚い単行本ですが 昨日借りて、一日半ほどで一気に読了。 タイトルをパッと見て パリを撤退するときに、かの美しい都を燃やそうとした ヒトラーの有名な一言「パリは燃…
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センス・オブ・ワンダーと和紙の強さ、美しさ

6月も半ば。 紫陽花に菖蒲と、雨の中の花が美しい季節ですが 東京で再び感染者数が多くなり、心配ですね。 第2波というより、第1波を抑えきれていないのではと 懸念されます。 さて、そんな中、今月待望の再開となった近場の図書館で 早速いろいろと借りて読んでいます。 とても良かった本が二冊。 印象に残った言葉をご紹介します…
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「本物の孤独」と「前向きの不安」

昨夜NHKのEテレで放送された「SWITCHインタビュー」、 ブレイディみかこさんと鴻上尚史さんの回を見ました。 久々に、とても見ごたえのある対話で 身を乗り出して見入ってしまいました。 (関心を持たれた方は、是非27日深夜の再放送をご覧ください) 特に心に残った箇所をご紹介します。 その1 昨年、台風の際にホームレス…
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天国はわりとそのへんに??

お彼岸の中日ですが 新型コロナウイルス禍のため、お墓参りの人も少ないようです。 俳優・山崎努さんの読書日記を文庫化した 「柔らかな犀の角」に取り上げられていた 佐野洋子さんの「役に立たない日々」より 洋子さんと、認知症を患うお母さんとの会話を。 「母さんも九十年生きたら疲れたよね。  天国に行きたいね。一緒に行こう…
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〇〇〇〇〇まあええやん

今日はお彼岸の入りですね。 桜の開花のたよりが続々と届きそうな一週間です。 いろんな方の珠玉のエッセイを集めた本を読んでいて ノンフィクション作家・後藤正治さんの一篇の中で 心理学者の河合隼雄さんの、こんな言葉に出会いました。 人は生まれてきたこと自体が病気みたいなものであって、 完全なる治癒ということになれば、生ま…
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外出を控えるなら読書三昧はいかが?

スーザン・オーリアンさん著「炎の中の図書館」より セネガルでは、誰かが亡くなることを礼儀正しく表現するとき、 彼あるいは彼女の「図書館が燃えた」と言う。(中略) それぞれの人の意識は、分類して自分の中に保存してきた 記憶のコレクション、すなわち人生の個人的な図書館なのだ。 (中略)その内包されたコレクションから何かを引き出…
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自分を大事にするということ

今日、1月26日は時代小説の名手・藤沢周平の命日ですね。 清冽で強靭で、それでいて繊細でしなやかな藤沢周平の文学に とても心惹かれます。 同じく時代小説の人気作家には、司馬遼太郎や山本周五郎 さらには宮部みゆきなどもいますが 私は断然、断然、藤沢派です! そういえば、ミステリーの分野でも 赤川次郎や東川篤哉、またまた宮…
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ナポレオンの栄光と転落(少し追記あり)

フランス史に材をとった小説の数々で有名な佐藤賢一さんの 最新作「ナポレオン」全3巻を読みました。 総ページ数1500超の長編でしたが、5日間で一気読み。 直木賞受賞作「王妃の離婚」がエンタメ性と歴史文学性を併せ持つ ぐいぐいと惹きこまれるような、実に面白い作品だったのに比べると あそこまでの吸引力はないと正直思いますが …
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見苦しいことは、やってはいけない

あけましておめでとうございます 東京近郊は、穏やかな三が日でした。 この年末年始は9連休の方も多そうな曜日の並びですが 上りのラッシュが始まっているようですね。 さて、年始に印象の残ったテレビ番組をご紹介します。 元旦にEテレで放映された 「2000年を生きる 塩野七生と高校生の対話」。 イタリア在住の、作家・塩野…
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たゆたえども沈まず

東京近郊では、この一週間余り、ずっと雨続きですが 明日はようやく久々に晴れるようで 気持ちも少しホッとしますね。 ローマ・カトリックのフランシスコ教皇が 3泊4日のハードな日程の来日を終え、帰国されました。 滞在中は勿論、帰りの機内での取材時まで 原爆や原子力の利用に対する明快な否定発言、 穏やかでいて高潔な佇まい、 …
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それは誰の人生ったいね

作家でミュージシャンの辻仁成さんのエッセイ 「84歳の母さんがぼくに教えてくれた大事なこと」 を読みました。 辻さんのブログが好きで「お気に入り」に登録して 毎日読んでいるのですが 今回のエッセイが、また良かったです。 辻さんの想い出を交えつつ お母さんの人生を振り返って、自伝の代筆のように綴る中に お母さんの金言の…
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見てから読むか、読んでから見るか

タイトルにピンときた方は、ある一定の年齢以上の方ですね! 1980年代あたりの角川映画のコピーです。 今回、ももんが が見た&読んだのは話題作の「蜜蜂と遠雷」です。 舞台は、若手演奏家の登竜門であるピアノコンクール。 ・母親の死をきっかけに表舞台から姿を消した  かつての天才少女、亜夜 ・楽器店に勤めて、妻子を養い…
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金木犀に「セイムタイム・ネクストイヤー」

今回の台風19号では、浸水に土砂災害、停電、断水と 様々な被害が広範囲で出ていますね。 犠牲になられた方、被災された方に お悔やみとお見舞いを申し上げます。 そして一日も早い復旧をお祈りいたします。 (自民党・二階幹事長の例の発言には唖然とするしかありません) 私の住んでいる地域は、台風の進路上にあたったものの 目立つ…
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収容所(ラーゲリ)から来た遺書

シベリア抑留者の遺骨収集をめぐる問題で 厚労省の数々の問題が報じられる中、辺見じゅん氏の 「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」を読みました。 昭和61年、読売新聞社などが主催した「昭和の遺書」の募集に 応じて寄せられた沢山の遺書の中に、山本幡男さんの遺書がありました。 旧ソ連に抑留された日本人が、死を前に祖国の家族にあてた遺…
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茨木のり子の詩との再会

明日、8日は「白露」とはいえ、 本州では、まだまだ残暑が厳しいですね。 台風の影響も気になります。 さて、講談社現代新書の「『普通がいい』という病」を 読んでいたら、思いがけず かつて読んだ茨木のり子の詩に再会しました。 まずは10数年ぶりに読んだ一篇 汲む―Y・Yに―    大人になるというのは …
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カッコイイ図書館

7月に鑑賞した映画「ニューヨーク公共図書館」の パンフレットにも文章を寄せていた 在米ジャーナリスト、菅谷明子氏の 著書「未来をつくる図書館」を読みました。 (映画の感想を載せた拙ブログの投稿は https://37600555.at.webry.info/201907/article_5.html) 2003年に発行さ…
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あなたは、誰かの大切な人

今日は湿度が下がり、少し過ごしやすい一日でしたね。 「暗幕のゲルニカ」に続いて原田マハさんの著作を 数冊読んでいます。 先日読了したのは「あなたは、誰かの大切な人」。 30代終わりから、50そこそこ位の独身女性 (結婚歴のある人もいる)を主人公にした短編集です。 現代社会の一筋縄ではいかない日常を生きる中に …
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羊と鋼の森 と みずうみ

2016年の「本屋大賞」第1位に選ばれ 映画化もされたベストセラー小説 「羊と鋼の森」を遅ればせながら、読みました。 温かくも美しく、滑らかで静謐な筆致から、 音と森と生きがい というテーマ、 てらいのないストーリー運び、本の装丁まで すべて好みにあって、 とても気持ちよく読み進めることができ、 読み終えるのがもった…
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白洲正子の名言

白洲正子 能楽や骨董に造詣の深い文化人で、名エッセイスト。 そして連合軍占領下の日本で「従順ならざる唯一の日本人」と GHQの要人に言わしめた白洲次郎の、夫人。 先日、図書館で読んだ本に、彼女の金言を見つけました。 顔立ちは生まれつき、 顔つきは作るものよ 第16代アメリカ大統領リンカーンの有名な言葉 …
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アートの力(少し追記)

梅雨明けとともに、全国的に猛暑が続いていますね。 ももんが は早速外の暑さと建物内の冷房の落差にやられ 夏風邪をひいてしまいました。 扇風機を回しながら横になり この二日間は一日中本を読んでいました。 読んだのは、原田マハさんの「暗幕のゲルニカ」。 史実に基づいたフィクションです。 ナチスドイツによるゲルニカの空爆が…
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名コラムニストの視点(追記あり)

東京近郊は相変わらず記録的な日照不足です。 このところ、朝日新聞記者で、「天声人語」などの 名コラムニストとして知られた深代惇郎氏の コラムを集めた本を、数冊続けて読んでいます。 1960~70年代半ばに活躍された方なので リアルタイムでは記事を読んでいませんし 話題が当然古いわけですが 知識の深さ、文章構成や言葉…
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