上野にて~ロンドン・ナショナル・ギャラリー展(追記あり)

「要&急」の用事のため都内に出かけ、その後
上野の国立西洋美術館で開催されている
「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」を
観てきました。
20200709_展示入り口.jpg

※帰宅してみたニュースで、今日の都内の感染者数の
 激増ぶりを知り、ある程度予想できたこととはいえ
 急な変化に驚いています。

 各地での豪雨災害といい、コロナの感染拡大といい
 「どうかStay Safeで…」と祈るばかりです。


今回の展示は、日時指定で事前にチケットを入手して入場なので
人は少ないかなと思っていましたが、
なんのなんの、想定外に会場内の人が多くてびっくりしました。
入場してすぐのあたりなどは、かなりの渋滞ぶりでした。

61点の全作品が初来日という、記念すべき展覧会。
粒ぞろいです!

<追記>
全作品の画像が以下のサイトで紹介されています。
ご関心を持たれた方はぜひこちらのページへ!
各作品をクリックすると絵の全体を観られます。
https://artexhibition.jp/london2020/gallery/

展示作品の中で印象に残った作品を列記します。

・レンブラント「34歳の自画像」
 レンブラントらしい、丁寧な筆致の堂々たる自画像です。

・フェルメール「ヴァージナルの前に座る若い女性」
 印刷物で見たとき、他のフェルメール作品に比べて
 やや見劣りするかなと、失礼ながら思っていた作品なのですが
 実物を目にすると、ドレスの布地の表現などに
 流石フェルメールという輝きを感じられました。 

・ゴヤ「ウェリントン公爵」
 説明板にあったように、疲れた様子の公爵のまとう空気が
 観る者にも伝わってくるようでした。

・ルノワール「劇場にて(初めてのお出かけ)」
 お洒落した若い女性の、うきうきした雰囲気の伝わる、
 観ていて思わず口許がほころぶような一枚です。

・モネ「睡蓮の池」
 太鼓橋と緑と睡蓮が、奥行きをもって細やかに描かれ
 膨大な数の連作の中でも、特に好きだなと思う一枚でした。

・ゴッホ「ひまわり」
 今展覧会の目玉的な、別格の扱いでしたが
 それも納得の、迫力のある作品でした。黄色の色あいが、
 SOMPO美術館(旧 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)
 所蔵の作品と、少し違うような、ちょっと優しい色のような
 感じを受けました。

他にも、ボッティチェリやエル・グレコ、ベラスケス、ムリーリョ
ターナー、コンスタブル、セザンヌなど、巨匠たちの作品がずらり。
大英帝国の栄光をまざまざと感じるラインナップでした。

入場の指定時間よりだいぶ早めに美術館に着いたので
久しぶりに常設展も観てきました。
写真撮影も一部許可されていたので
特に気に入った作品をパシャリ。

大好きな、印象派の女性画家ベルト・モリゾの
「黒いドレスの女性(観劇の前)」
2017年に、コレクションに加わったようです。
20200709_モリゾ 黒いドレスの女性(観劇の前)).jpg

ファンタン=ラトゥールの「花」
彼の描く花は、色彩もタッチも好きです。
20200709_ラトゥール 花.jpg

コローの「ナポリの浜の思い出」
独特の銀灰色と、緑の深遠さと
はしゃぐ女性たちの楽しげな様子とが絶妙に調和しています。
20200709_コロー ナポリの浜の思い出.jpg


というわけで
生活を経済を回しながら、感染防止をする…
難しい課題ですが、共に乗り越えましょう!


最後に、西洋美術館のお庭に咲いていた(多分)木槿の花を。
ムシムシした不快な空気の中、たおやかで素敵です。
20200709_西洋美術館庭 木槿.jpg

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